わがままモデル王子は危険な香り
「あのぉ…」
私は前を歩く桜稀さんに問いかけた
「ん? 何?」
「新しいプロジェクトって?」
「うん…低価格なんだけど、デザイン性のある服の店を、展開しているのは知っているよね?
今度はネットで通販にしようと思ってるの
そのネットに載せるモデルはもう契約済みだから
莉緒ちゃんにはモデルのあき日程をきいて撮影日の調整とかしてもらいたいのよ」
「はあ……」
「莉緒ちゃんは男性モデルの担当になってもらうわ」
「はい? もしかして……そのモデルって」
桜稀さんがにやりと笑った
「察しのとおり 一之瀬 桜嗣よ」
「桜稀さん……」
「モデルの希望よ
社員の名簿を見せたら、担当は貴方がいいって言ったの
トップモデルの起用ができるのよ
莉緒ちゃん、よろしくね」
桜稀さんに背中を押された
自信がないよ…
桜嗣の担当だなんて
私は前を歩く桜稀さんに問いかけた
「ん? 何?」
「新しいプロジェクトって?」
「うん…低価格なんだけど、デザイン性のある服の店を、展開しているのは知っているよね?
今度はネットで通販にしようと思ってるの
そのネットに載せるモデルはもう契約済みだから
莉緒ちゃんにはモデルのあき日程をきいて撮影日の調整とかしてもらいたいのよ」
「はあ……」
「莉緒ちゃんは男性モデルの担当になってもらうわ」
「はい? もしかして……そのモデルって」
桜稀さんがにやりと笑った
「察しのとおり 一之瀬 桜嗣よ」
「桜稀さん……」
「モデルの希望よ
社員の名簿を見せたら、担当は貴方がいいって言ったの
トップモデルの起用ができるのよ
莉緒ちゃん、よろしくね」
桜稀さんに背中を押された
自信がないよ…
桜嗣の担当だなんて