わがままモデル王子は危険な香り
王子の腕の中にいる
王子が私を抱きしめてくれている
すごく幸せだ
私も王子の腰に手をまわした
「どうして、ここに?」
「莉緒ならまだ仕事してるって思ったから」
「え?」
「明日の会議、緊張して何度も資料を読み返してるんじゃないかって」
くすくすと私は笑った
王子と過ごした時間は長くなかったけど
王子は私のことをよく理解している
「記者会見
うまくいった?」
「久々だったから緊張したよ」
王子のことだから上手く話してたんだと思う
家に帰って、録画したワイドショーを見るのが楽しみ
「王子はこれからどうするの?」
「これから?」
「芸能活動」
「それなりに仕事はあるよ
新しいマネがついたから
明日、一緒に来るから名刺交換するといいさ
仕事の調整は彼女とやるだろうから」
「彼女?」
王子の言葉に引っかかった
「今回のマネは女性だって、嫉妬してる?」
「べ…べつに」
王子が肩を揺らして失笑した
「大丈夫だよ
俺は莉緒以外はいらないから」
王子が私を抱きしめてくれている
すごく幸せだ
私も王子の腰に手をまわした
「どうして、ここに?」
「莉緒ならまだ仕事してるって思ったから」
「え?」
「明日の会議、緊張して何度も資料を読み返してるんじゃないかって」
くすくすと私は笑った
王子と過ごした時間は長くなかったけど
王子は私のことをよく理解している
「記者会見
うまくいった?」
「久々だったから緊張したよ」
王子のことだから上手く話してたんだと思う
家に帰って、録画したワイドショーを見るのが楽しみ
「王子はこれからどうするの?」
「これから?」
「芸能活動」
「それなりに仕事はあるよ
新しいマネがついたから
明日、一緒に来るから名刺交換するといいさ
仕事の調整は彼女とやるだろうから」
「彼女?」
王子の言葉に引っかかった
「今回のマネは女性だって、嫉妬してる?」
「べ…べつに」
王子が肩を揺らして失笑した
「大丈夫だよ
俺は莉緒以外はいらないから」