わがままモデル王子は危険な香り
「ごめん、迷惑ばかりかけて」

「ううん、仕事、頑張ってきてね」

「ああ」

王子は私の額にキスをすると、寝室に向かった

「莉緒、大丈夫?」

おばさんが私に問いかけてきた

「え…うん
桜嗣があんなに怒るなんてびっくりしちゃった」

「私もだよ
莉緒を大切に思ってるんだね」

おばさんも立ち上がると、手帳を広げた

「今日は私がマネージャーの代理をするけど
新しい人をすぐに見つけないとね」

おばさんは苦笑いをすると、携帯を取り出した


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