わがままモデル王子は危険な香り
私はエントランスのロックを解除した
「いいのかよ」
王子が驚いた顔をした
「エントランスで騒がれるよりはいいと思います
相手とは後腐れ無く別れてください
関係が続くようなら、私から社長に伝えます
イメージダウンになるようなスキャンダルは何としても阻止するように言われてますから」
「何としても?」
王子が聞き返した
「私ができることでしたら」
「ふぅん、良いことを聞いたよ」
王子がにっこりと笑う
またインターフォンが鳴った
女が最上階まであがってきたようだ
「いいのかよ」
王子が驚いた顔をした
「エントランスで騒がれるよりはいいと思います
相手とは後腐れ無く別れてください
関係が続くようなら、私から社長に伝えます
イメージダウンになるようなスキャンダルは何としても阻止するように言われてますから」
「何としても?」
王子が聞き返した
「私ができることでしたら」
「ふぅん、良いことを聞いたよ」
王子がにっこりと笑う
またインターフォンが鳴った
女が最上階まであがってきたようだ