SPIRIT

「しかもさっき何気に聞いたら生放送だそうだ…俺達モザイクなしでバッチリ映ってるらしい…」
「非常にマズイのではない？コレ…」
「あぁ…恐らく今日日曜だから誰もいないけど…学校中にバレてるだろうな…」
「それでなんだが…海月…明日からこの学校に転入してもらう事にした…」
「いいのお義父さん？私もう博士号取ってるから、高校は卒業したも同然だし…」
「あくまで捜査の為だ…大久保理事長にも了承済みだ…」
「海月…今博士号取ってるって…」
「私９歳の時に大学院卒業してるから…」
「「「「え！？」」」」
「して…今の職業はもしかして…」
「最初に会った時に見てるから分かるでしょう？ロス警察の特殊捜査官。」
「いや…マジであれはコスプレかと思ってた…ミニスカポリスだったし…」
「アメリカでは当たり前だけど…」

その後…今は理事長宅から学校に通っている輝樹の妹達が輝樹に泣きつき…俺も帰宅後に母さんに泣きつかれた…
まぁ…１週間以上も帰ってこなかったワケだし…
オヤジが本当はダメらしいんだけど…口外禁止という条件で話をしたらしい…
その後俺達が海月に助けられて１週間後に戻ってくるという話も…

で、最初はオヤジに反対されたんだけど…ここまで首を突っ込んじゃったワケだし…俺らはルシファーを倒すまで海月の下で特殊捜査官として働く事になった…
まぁ…警視庁に行くのは会議がある時とかだから…その間俺達は巧の自宅にある地下室で訓練をする事になった。

俺達が四天王と戦った後、グラウンドは何もなかったかの様に綺麗になってた…
海月にさりげなく聞いたら、何でもこの海生大全域に特殊結界が張ってあるらしくて、ちょっとやそっとじゃ壊れないらしい…

その後、海月は色々と仕事があるとかで、ディーヴァ警視総監って人と警視庁に向かった。
そして俺達は、理事長から巧の家に伝わるという全ての伝承を聞くことになる。