SPIRIT
「そんなに虫ケラの人間を庇うか…」
「俺達がてめぇの仲間やってなきゃ、お前ら何したさ!!!」
「我々の目的…人間世界から人間を抹殺する事!!
お前達のエレメントでは私には勝てぬ…」

警察は、その言葉で、俺達を捕まえる気はなくなったらしい…
俺達が敵ではないと分かったのだろうが…ちょっと面白くないけど…

この女…ついに本性現したな…でもここなら思う存分暴れられる…
夜の公園なんて誰もいないしな…

「とりあえず…水なら水で勝負だ!!!
『静かなる流れよ…幻となり敵を惑わせ』
水幻想!!そして水龍召喚!!!」
「おい!!先走るな!!」
「その程度か…同じ術私がやればこの威力だ!!
『静かなる流れよ…幻となり敵を惑わせ』
アクアイリュージョン!!行きなさいリヴァイアサン!!!」
「わぁ!!!!」
「くそ…水なら火で勝負…
『紅に染まりし灼熱の焔よ…業火を纏いて烈陣を成せ』
炎陣乱舞!!!」
「ほう…上級唱詠術が使えるか…お前なら少しは楽しませてくれようぞ…アクアレーザー!!!」
「そんな一瞬で…」
「じゃあ、俺が相手だ!!!」
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