指隠し
え?

え?

でも

陣は黒く光っている

そして

僕の好奇心が勝手に

僕の体を動かし始めた

ダメだ

と分かっていても

入りたくなる・・・

「よし!」

決心した僕は

陣の中に足を入れた

迷いは無かった

すると遠くから声がした

「健太ぁあぁ~」

「原野くぅん」

「くるな!!」

僕はとっさに言った

だがもう遅かった

北原と新橋は・・・

陣の中に入ってしまった

そして3人を黒い光が包み込む

さぁー・・・

始まる

指探しの旅が・・・

< 11 / 14 >

この作品をシェア

pagetop