闇影
ビクビクと
震えている。

「別にとってくおうって訳じゃないんだから~ねッ?安心してよ。」

と言って大倉彩果の肩を軽く叩く。

「う・・・うん。」

「じゃ、行こうか。」
そういいながら
影ができそうなところを探す。


そうだ。

あの木の下がいい。
いい影ができそうだ。

「あそこにしようか。」

木の下を指さすと

不信感はきえたようでコクリ。
とうなずいた。

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