147cmで始まる世界
「お待たせしました。いちごパフェとアイスティーでーす」
「わぁー、おいしそう!」
「奏は何にもなしか?ハハッ」
「・・・すいません!コーラ!コーラ!」
「何二人とも意地張ってるの?」
「「うるせっ」」
ぷ。ハモった。
あたしはクスクス笑いをこらしめながら、いちごパフェに手をつけようとする。
と、先ほどとは違うウェイトレスが、何か薄いピンクの紙を持ってこちらに向かって来た。
「食事中失礼致します。ただいま、カップル限定のイベントを行っております。」
「・・・?」
「カップルで、こちらのパフェを頼みますと、二人の写真と、このパフェが半額になります」
「え、マジで!?」
「失礼ですが、この中にカップルはいらっしゃいますか?おられましたら、こちらのパフェがおすすめです。そちらのいちごパフェは、返品可能でございます」
「はいはい!俺等カップル!」
そう言って挙手したのは、奏君。
「・・・え!?」
あたしの顔がカァッと赤くなっていくのがわかった。
か、かかか、かっぷるぅっ!?
「な、何で」
「シィーッ。半額だろ?お得じゃん!」
「う、うん・・・」
もうアイスも溶けはじめていた頃だし、楓は居ないけど写真も撮れるから、お得だとは思った。
「では、こちらのパフェでよろしいですか?」
「はい。あの、さっきのコーラ取り消しでお願いします」
奏君は至って平凡。
恥ずかしいとか、ないのかな・・・?
「かしこまりました。こちらのいちごパフェはどうなさいますか?」
「えっ、あ、あの、返品しますっ」
「かりこまりました」
すごい噛みそうになった。
カップルって・・・。
恥ずかしいよっ!
「わぁー、おいしそう!」
「奏は何にもなしか?ハハッ」
「・・・すいません!コーラ!コーラ!」
「何二人とも意地張ってるの?」
「「うるせっ」」
ぷ。ハモった。
あたしはクスクス笑いをこらしめながら、いちごパフェに手をつけようとする。
と、先ほどとは違うウェイトレスが、何か薄いピンクの紙を持ってこちらに向かって来た。
「食事中失礼致します。ただいま、カップル限定のイベントを行っております。」
「・・・?」
「カップルで、こちらのパフェを頼みますと、二人の写真と、このパフェが半額になります」
「え、マジで!?」
「失礼ですが、この中にカップルはいらっしゃいますか?おられましたら、こちらのパフェがおすすめです。そちらのいちごパフェは、返品可能でございます」
「はいはい!俺等カップル!」
そう言って挙手したのは、奏君。
「・・・え!?」
あたしの顔がカァッと赤くなっていくのがわかった。
か、かかか、かっぷるぅっ!?
「な、何で」
「シィーッ。半額だろ?お得じゃん!」
「う、うん・・・」
もうアイスも溶けはじめていた頃だし、楓は居ないけど写真も撮れるから、お得だとは思った。
「では、こちらのパフェでよろしいですか?」
「はい。あの、さっきのコーラ取り消しでお願いします」
奏君は至って平凡。
恥ずかしいとか、ないのかな・・・?
「かしこまりました。こちらのいちごパフェはどうなさいますか?」
「えっ、あ、あの、返品しますっ」
「かりこまりました」
すごい噛みそうになった。
カップルって・・・。
恥ずかしいよっ!