147cmで始まる世界
昼食の時間になった。
うちの学校は給食じゃなく、弁当。
奏はまだ拗ねて、こっちの輪に寄ってこない。あたし等は遊園地に行くことにした。
「おい、奏」
「何だよ、またひやかしにきたんだろ?」
「違うって。奏ー、遊園地行こーよ」
「そうやって俺の喜ぶ姿見て笑うんだろ」
「違うってば。奏君さ、遊園地行きたいんでしょ?だったら行こーよ」
あたし的に、後から思えば理由になってないっぽい。
ま、いっか。
「・・・行く」
「はいはい」
「なぁ奏。どこの遊園地行くんだ?」
「え?」
「・・・このへん、遊園地ないよね」
「・・・えっ?」
「確かにー。隣町くらいしかないよね」
「・・・・・・ええ!?」
「もしかして、知らないで言ったの?」
「・・・うん」
「じゃ、探そっか。近くの遊園地」
「だな」
「理空ー理姫ー楓ー」
「「ん?」」
「ありがとなぁー」
「・・・ぷっ」
「ぶ・・・」
「くすくす・・・」
「「あっはははははは!あっははははははははは!あはっ、あはっ、あはははは!!」」
「な、何だよぉ・・・」
奏君はまた拗ねて、お弁当のふたを開けた。
うちの学校は給食じゃなく、弁当。
奏はまだ拗ねて、こっちの輪に寄ってこない。あたし等は遊園地に行くことにした。
「おい、奏」
「何だよ、またひやかしにきたんだろ?」
「違うって。奏ー、遊園地行こーよ」
「そうやって俺の喜ぶ姿見て笑うんだろ」
「違うってば。奏君さ、遊園地行きたいんでしょ?だったら行こーよ」
あたし的に、後から思えば理由になってないっぽい。
ま、いっか。
「・・・行く」
「はいはい」
「なぁ奏。どこの遊園地行くんだ?」
「え?」
「・・・このへん、遊園地ないよね」
「・・・えっ?」
「確かにー。隣町くらいしかないよね」
「・・・・・・ええ!?」
「もしかして、知らないで言ったの?」
「・・・うん」
「じゃ、探そっか。近くの遊園地」
「だな」
「理空ー理姫ー楓ー」
「「ん?」」
「ありがとなぁー」
「・・・ぷっ」
「ぶ・・・」
「くすくす・・・」
「「あっはははははは!あっははははははははは!あはっ、あはっ、あはははは!!」」
「な、何だよぉ・・・」
奏君はまた拗ねて、お弁当のふたを開けた。