147cmで始まる世界
あたし達はコンビニへ行き、あたしのオススメの雑誌を探した。

すぐに見つかり、近くにあったカフェでお茶しながら雑誌をパラパラめくる。

「お、ここは?」

「んー、いいね」

「お、いいじゃんいいじゃん!」

「あ、これもいいと思うよ!」

「おおーっ」

飲んでいた紅茶が半分以上なくなる頃、大体のスポットを見つけた。あとは一番良くて、近いところをまとめるだけだ。

周辺にある、ファミレスとかも調べておいたから、準備は万端!

出来るだけ安くすむようにした。

「よし!終了ーっ!!」

「なぁ、いつ行く予定?」

「楓とかの意見も聞いたほうがいいよな」

「だね」

「明日、聞くか」

「うん」

あたし達は解散して、家に帰った。

ケータイを開いて楓にメールする。


『遊園地、決まったよ★
△△遊園地だよ!楓の都合のいい時間帯、教えてね
あたし等は、いつでもいいから!
じゃね=33 おやすみー♪』



♪~♪~♪

:楓

楓からだ。

すぐに返信がきた。


『ごめん・・・。うち、遊園地拒否るね。おやすみ。』


・・・え?

明日、楓に聞いてみよう。

嘘だといいけど・・・。


今夜はよく眠れなかった。

楓のことばかり考えた。
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