不確定領域の朝
あの光に魅せられた者は、何者であろうとその力に抗うことはできない。


空を見上げてみなさい。


囁き。


そして、静寂。


あなたの…求める光…求める答え…全ては…


言われるまでもなく、わかっていた。


月の光がこの身体に染み込む時に。


月が雲に隠れてしまった。


さて、何から始めようか?


僕は運命を月の声によって知った。


そう、満月の晩に。
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