幸せって?
美羽は涙を拭き健太が眠っている部屋へと向かう!
 
入るなり、溢れそうになる涙をグッと押さえて、健太のそばに行った。
 
『健太...。ありがとう...。辛いのに..苦しいのに..痛いのに..私なんかを捜しにきてくれて。心配してくれて。』
 
健太はいろんな機械に身を包まれその日意識を戻すことなど無かった。
 
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