幸せって?
しばらくして警察の人たちがやってきた。
 
警察の人たちはバタバタと慌ただしく動き調べ始めた。
 
私は健太に気づかれないようにカミソリを持ってそっと家を抜け出した。
 
家を出た美羽は公園へと向かって走り出した。
 
美羽の目からは自然と涙が溢れていた。
 『おばさん...。おばさん...。』
私は目を疑った。
おばさんの胸に突き刺さったナイフ。
おばさんは殺害されていた。
 
 
健太はそばにかけ寄りおばさんの体を揺さぶった。
 
私達はしばらくおばさんを眺めていた。
 
『美羽...警察に...連絡しよう。』
 
私達は警察に連絡した。
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