幸せって?
小学四年生の美羽たちには無茶な話でした。
 
美羽は、お爺さんとお婆さんを思い出した。
 
そこに行けば二人とも暮らしていける。
 
『ねぇ、健太。美羽たちのお爺さんとお婆さんの所で一緒に暮らさない?』
 
美羽にはこの方法しか思いつかなかった。
 
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