幸せって?
「お母さん....お父さん....」
 
美羽は写真見ながら両親に誓った。
 
「美羽ね...二人のところへ行きたくて、死のうとした。でもね、健太を残して美羽は死ねない。だからごめんね。いつかきっとそっちに行く!それまで待ってて!」 
涙が止まらなかった。
 
美羽は布団に潜り込み声を押し殺して泣き続けた。
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