ファーストキス?
「あゆ。いいって。」

「分かった。帰ったらすぐに行く。」

「うん、待ってる。」




~放課後~

「芳樹!」


そういって、私は芳樹に後ろから抱きついた。

芳樹は少しふらつきながらも、きちんと私を支えてくれた。


「な、なんだよ///」

「もしかして、照れてる?」

「は!?そ、そんなわけねえし。」

「まあいいや。帰ろうよ。」

「うん。」



家に着いた私達は、まず部屋に行った。


「芳樹!」


帰るだけじゃ物足りない私は、抱きついた。

今度は前から。

ふっと顔をあげたら、芳樹の顔がすぐ近くにあった。

恥ずかしくって私はすぐに下を向いた。

そうしたら・・・


「悠?顔あげて?」

「な・・・」


顔を上げたと思ったら、芳樹に唇を奪われた。

一応、ファーストキス?かなぁ?

でも、芳樹ならいいや。

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