可愛い姫と池田兄弟



「大丈夫?」


「あぁ、
精神的ダメージが大きくて…」

「えっ!?
私なにか言っちゃった…??」


ぷっ
焦ってる焦ってる…



「いや、何も?
俺が勝手に傷ついてるだけだから気にしすんな!

朝からごめんな
じゃあ、俺は朝練いくから!」



「えっ……うん…。」



ちゃんと笑えてたよな?


恋って恐ろしいな…

こんな気持ちにさせるなんてさぁ



俺は伊吹に背を向けて朝練なんて本当はもう終わってるけど体育館に走った。




「確か……時間的に朝の練習は終わってるよーな…何かあるのかな??」






あぁぁ〜…

結兄の説教が待ってるな。


仕方ないか。








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