可愛い姫と池田兄弟



わかりにくい奴だな…



でも…


まぁ……



言うだけ言ってみるか。


影ながら応援してくれてる奴もいるわけだし???




「同じ人に2度も振られると思うと辛いけど。」



俺は男だっ!!


半端な気持ちで終わらせるわけにはいかねぇ!



よし!

練習が終わった後に……










「終わりー。片付け!」



コーチの声と共にみんな練習をやめて片付け始める。


この時に伊吹に言っておかなきゃ帰りそーだし。


伊吹はどこに………あっ!!



…………ぷっ!!


何やってんだぁ??




俺は笑いを堪えながら伊吹の所に走った。





「伊吹?」

「えっ?あっ!!佳紀君!
練習、お疲れ様です。」


「おぉ!ありがとう。
てか、さっきからここで何やってんの?」


「これのこと?」

「うん、それ。」



不思議なんだよねぇ〜


なんでさー



「下の窓が閉まらなくてっ…」



うん、それそれ。


さっきその窓を開けたの確か、伊吹だよね?なのになんで閉めることは出来ない???








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