可愛い姫と池田兄弟


「あのっ!!」


マネージャーってなんですかぁぁ~!!!

それより、何部ですか!?


「ん??
あぁ~悪い、実は伊吹にはバスケ部のマネージャーになってほしいんだ。」


「バスケ部ですか??」

「そうそう。」

「むっ無理ですよっ!!
私、運動できないしバスケなんて何すればいいか―…」


「別に、運動は出来なくて大丈夫だから。」

「なんでですか…」

「マネージャーだからに決まってるだろ…」


あっ!!!
そっか、マネージャーだった。


「それでも無理ですよぉ」


「でもなぁ~…伊吹が入ってくれなきゃ大輝が入ってくれないんだよ。」


そんなこと言われても困ります…。


「伊吹しだい。」

「えっ??」


いきなり隣から声がした。

横を見ると180cmぐらいありそうな長身の結月先輩。


「別に大輝はいてもいなくてもいいし。」

「……えっ」


「無理に入るのは嫌だろーし。」

「…でも」


「あいつの我が儘で伊吹をバスケ部に入れるつもりはないから。」




こんなに長く話すこともあるんだ…

ん??普通なのにね…失礼か(汗)






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