可愛い姫と池田兄弟


「おい、星。」

「何??」

「ちょっと伊吹かりるから。」

「はっ!!??」


「行くぞ!!」

「えっえっえぇぇ!!??池田君っ!?」

「ちょっと佳紀っ!!」



俺は伊吹を連れて屋上へ続く階段に行った。



「池田君、どうしたの??」

「あのさ…結兄と話したこともっと教えてくんねぇ??」

「……。」


言えないこと??

でも、部活のことって言ってたからそんな隠すことなくねぇ??


「えっと、石田先生に…」


石田って俺らの顧問…


「マネージャーにね、なってくれないかって。」


伊吹が…マネージャー??

石田に言われたってことは…バスケ部の??マネージャー!?


「まじでっ!!??」

「うっうん…(汗)」

「なんで急に…」

「大輝先輩が関係してるみたいで…」


大兄っ

いつもうぜーしか思ってなかったけど…まじ感謝♪

伊吹がバスケ部のマネしてくれんなら最高じゃん!!

ん??
でも大兄はバスケ部じゃねぇーのに…なんで伊吹を??


「それでね、私がマネージャーになるなら…」


なるなら…ってまさかっ!!!




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