可愛い姫と池田兄弟



「いや、言ってる意味がわからないから。」

「もー登場してもらうしかねぇーな♪」


登場って…(汗)


「荻野先輩??」

「なぁに??」

「ちょっとこいつ借りていいッスか??」

「どーぞぉ」


なになに??
どんな子なわけ??

恥ずかしそうに俺の前にその子は立った…

下を向いてて顔はまだ見えないけど雰囲気ですぐにわかった。


「えっえっえっ!!!???」

「驚くだろだろ??」


「いっ…いっ…伊吹さんっ!!??」


「…はいぃ(汗)」


ちょっと苦笑いだけど…

やっぱり可愛いですっ///


「なんで急に///」

「実は…」


「この俺のおかげだから♪」


「「えっ??」」
「……(汗)」


ボール片手にニヤッと笑った大兄がいた。


「俺のおかげって??」


「大兄が、自分がバスケ部に入るから伊吹をマネにしろって石田に言ったらしい。」


えっ…なにそれ??

じゃあ…全部、大兄の我が儘ってやつ??






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