可愛い姫と池田兄弟
「あの~…その…」
「…???」
「部活慣れた??」
「えっ??部活ですか??」
「うんうん!!」
「はい!!
荻野先輩はとても優しい方だし、美里ちゃんいるし、皆さんの頑張ってる姿を見るのもすごく好きです!!///」
満面の笑みを向けてそう言った伊吹さん。
こんな笑顔を見せるなんて反則だよね…///
「そっか、嬉しいなぁ///」
「頑張って下さいね!!」
「うん///…あのさ、」
「はい??」
「その同い年なんだし、敬語やめない??」
なんか敬語って距離を感じるし…
「そっか…うん!!」
可愛すぎるぅ~///
「これからも迷惑かけると思うけどよろしくね??」
「こちらこそ!!」
「おいっ!!!
尚紀!!まだなのか!?
着替えが長すぎなんだよ!!」
ドアの向こうから聞こえてくるこの声は…
大兄……最悪。
せっかく仲良くなれたのに…