可愛い姫と池田兄弟
下駄箱の中にある莉緒ちゃんの
内履きとローファーはボロボロに切り刻まれていて…
中には紙が入っていた。
“あんたうざいんだよ”
“キモい”
“調子のってんじゃねーよ”
“ブスッ!!”
「どこのどいつだぁ??あぁ??」
「こーゆうのする奴ってありえねぇーよな…」
「半殺し…。」
「…血祭りかぁ??」
俺の莉緒ちゃんにこんなことするなんてなぁ…
「「「「許せねぇー。」」」」
「佳紀??尚紀君??大輝先輩??結月先輩??
…あの…池田兄弟さん??」
「………(汗)
莉緒、あんたのファンはすごいよ…」
「…グスッ……えっ??」