可愛い姫と池田兄弟
リビングから出るとそいつは既に家に入って靴を脱いで待っていた。
「よっ!!久しぶり〜♪」
「勝手に入ってくるところは変わってねぇな…」
「まぁね♪
ってかさ、4兄弟の誰かに彼女でも出来たの?
それともまた大輝が女の子を連れて来てんの?」
「はっ??」
「これこれ、」
あぁ……伊吹達の靴ね。
「マネージャーが来てんの。」
「へぇ!
尚紀の彼女?佳紀の彼女?」
なんでそんなに彼女にこだわるんだよ。
マネージャーが来てるって言ったのに…
「まぁ、いいから入れよ。」
「おぅ!!」
―ガチャ…
「あっ!!光汰先輩!!」
「久しぶりです♪」
「おぅ!!久しぶりぃ〜♪」
光汰がくること何げに覚えてたみたいだな…
「こ…う…た…先輩??」
「莉緒!!もしかして♪」
ん???
伊吹達の方を見ると星が驚いた顔して伊吹の肩を揺らしてした。
「どーたしの莉緒ちゃん??」
「あっ…いいえ、なんでもないです。」