SCHOOL+
初めての学校

久流美(くるみ)あずけられる

桜が咲きほこる春4月暖かい風とともにピンク色の花が散っていく

−キーンー

−ザワザワ−

−ピーンポーンパーンー

飛行機の音、多くの人がたくさんの荷物を持っている飛行機の到着や出発をしらせる放送がながれている

「フーンフーンフーン」

そのなかに見た目20代半ばの女性が鼻歌を歌いながら歩いている
かばん一つ持っていないのでどうやら旅行にいくのではなさそうだ
女性の服そうは長ズボンにTシャツと活動しやすいような格好

「えーと…どこだろうよくわかんないのよね」

ふぅとため息をつきあたりを見回す

「あっ、いたいたおーい春友(はるとも)ー」

女性は大きな声で名前をよび目的のじんぶつのもとへとかける

「先生お久しぶりです」

春友と呼ばれた男は二十代前半で水色ととのった短い髪をしている

「おーみないうちにまたかっこよくなったな」

女性は春友の頭をグシャぐしゃとなでた

「先生は昔と全然かわってませんね…むかしとまったく同じ姿なんですけど」

「はっはー先生は不老不死なのよ☆」

元気ハツラツに親指をぐっとたてる

「先生、初川(はつかわ)先生もう本題にはいってもいいですか?」

そういって後ろをみるそこには一人の少女が一歩下がった所に立っていた

少女はなんの飾りのない白色のワンピースをきていてそのうえから茶色の上着を羽織っていた
ベージュの帽子を深くかぶっているのでめがみえないが初川を興味津々に見ているので赤いめであることがわかった
髪のけは前髪のいろからして黒色だろう前髪以外のかみは全部帽子の中にはいっている

「おーかわいいじゃない」
初川が少女にちかずくと少女はオロオロして春友の手をつかんだ
< 1 / 26 >

この作品をシェア

pagetop