SCHOOL＋

そこには少女が座っていた
年齢は同じくらいで黒いきれいな長い髪をしているがその長さは里世や千沙音よりも長くお尻の位置よりも少し長い

その髪が強風により桜とともに宙に遊んでいる

白色の飾りのなにもないワンピースのみをきていてなぜか裸足とてもかわいい少女だった

ーすごく‥キレイだな‥ー
優希はその少女みとれていたなぜか顔が赤くなっていたが本人は気付いていなかった

ーあっ‥！ー

少女のキレイな赤色の目とめがあったキョトンとし顔を少し横に傾け少女は優希をじーっと見つめた

ーかわい いっー

優希の頭に痛みが走った

｢あいたたたぁー…｣

｢なにがあいたたたぁーだっ次はお前が読む番だぞ三国(みつくに)｣

先生が右手に教科書を持ち左手を腰にあて優希をにらむ

｢あっはいっすいません｣

そう言って慌てて立ち上がる優希

周りの生徒はそんな優希を見て笑っている

｢あの時から僕は気付いていたんだこのことに｣

読みながら窓をみるとさっきの場所にもう少女はいなかった

ーどこに‥いったんだろうー

優希は驚いたが文章を間違えそうになり慌てて文章を読むのに集中することにした

｢僕はもう彼女に恋をしていた、あの桜の木で会ったときに｣

ーＡＭ 11：25優希不思議な少女と出会うー