BLUE SKY
うわ、知らない子ばっかじゃん。

同じ中学校から来た人いないしなぁ。

「お母さんまたね。」

私は教室に向かった。

ガラガラっ。

あんま人いなっ。

ま、いっか。




「あのさ、うちってここでいいのかなぁ?」

初めて話したこの子がこれからお世話になる晴香だった。

「うん、そうだよ。ってかよろしくね。」

あたし達はその後ずっと話してた。
入学式の前の緊張もなくなってリラックスしてた。

リラックスし過ぎて初日から隣のクラスの担任に注意されたけどね。



「また明日ね。明日はアドレス書いて行くから。」

晴香はなんか小さくてあたしとは大違い。
あたしは大きいし髪長いし、晴香はショートの似合う女の子。

ほかにはいろんな子ばっかり。男子はあんまりいないみたい。

ちょっと気になるイケメンくんもいる。

はぁかっこいい。

って入学式はほんとリラックスして過ごした。


この学校やっていける!

なんて変な自信持ったけど明日からさっそく授業が始まる。
って思ったら気が重くなった。
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