土曜日に恋
「それでは今から、亜衣の入学と、この店の開店のお祝いパーティーを始めまーす!どんどん食べて、どんどん飲みましょう!未成年は酒飲むなよ〜」
翔くんがパーティーの始まりを告げた。
立食パーティーだから、みんな食べたいものを食べて、しゃべりたい人としゃべっている。
みんな身内みたいな感じだから、落ち着く。
「亜衣ちゃん!入学おめでとう!」
お皿に生ハムを入れているときに、陽ちゃんが声をかけてきた。
「陽ちゃん!ありがと〜!今年は遊びまくるよ〜」
「いいなぁ、陽は受験モード突入だよ」
「そっか、陽ちゃん見た目は小学生なのに今年受験生だもんね。」
「そういうのもういいって〜」
あたし達は2人で笑いあった。