土曜日に恋






「おはよ。ちゃんと寝顔ゲットさせてもらったよ。」





翔くんの手の中の携帯には、あたしの寝顔が写っている。





「やだー。消してよー。」





「消すわけないじゃん。こんな可愛い寝顔。」





その言葉を聞いた瞬間に、あたしの体は氷になる。




< 270 / 304 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop