土曜日に恋







言われた通りに、翔くんの方に体を向けた。






翔くんもあたしの方に体を向けている。





「亜衣、目閉じて。」





「え?うん。」





あれ?これ、前にも同じようなことなかったっけ?





そんなことを考えていたら、翔くんが、耳元で言葉をささやきながら、丁寧にネックレスを着けてくれた。







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