土曜日に恋





「大丈夫だよ、ほら、入って!」




翔くんは、あたしに家の中に入るように促した。





ドアを開けようとしたら、突然ドアが開いて、中から陽ちゃんとさっちゃんが崩れるようにして出てきた。





「「わぁぁぁ!」」




あたしと翔くんがいることに気付いた2人は、真っ赤な顔をして笑っていた。




さっきまで落ち着いていた翔くんが慌て出す。




「もしかして………見てた?」





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