土曜日に恋







「何?なんでも聞くよ。」









陽ちゃんはあたしの目を見て、優しく微笑んでくれてる。









「もしかしたら、陽ちゃんが嫌な気持ちになるかもしれないんだけど…いい?」









「いいよ。陽、亜衣ちゃんに何か隠されてる方が嫌だもん。話して?」









しばらくの沈黙の後、あたしは言った。









「…………あたし、翔くんがすきなの」






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