土曜日に恋






「どんな感じ…。えー…。なんか、さっきも外で会ったんだけど、無視…されちゃった…」






さっきのことを思い出すとやっぱり心が痛む。









「無視!!!??お兄ちゃん無視したりするの?最っ低!!!!」






陽ちゃんが怒る。





「いや、元はといえばあたしが悪いんだ…。メール返さなかったりアド変えたりしてあたしが先に翔くんを拒否したんだし…。」







「そっか…。じゃあ、とりあえず仲直りからだね!2人が付き合えるまで、陽、ずっと亜衣ちゃんのサポートするから!」






「陽ちゃん…ありがとう!本当にありがとう!」





ん??待って??




今、『付き合う』って言った?






「待って陽ちゃん…あたし、別に翔くんと付き合えなくていいんだけど…」









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