土曜日に恋





翔くんの足音は、どんどんこっちに近づいてくる。















まだあたし達はドアの前でもめている。















翔くんの足音がこの部屋の前で止まった。










—コンコン。








「陽〜。母さん達今日遅くなるらしいけど、晩ごはんどうする?」








言い終わる前に、ドアは開いた。







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