桜×恋



ある夜


忘れた携帯電話を取りに向かった学校。


閉じられた門に舌打ちをして


回り道をして塀を飛び越え


足を踏み入れた中庭。


いつも太陽の下で明るく輝いていた桜は


いつもと様子が違って見えた。


< 2 / 41 >

この作品をシェア

pagetop