恋風船
「映画おもしろかったですねっ」

「また風香ちゃんとデートしたいなぁ。」

拓夢サン...

ちょっと寂しそう。

ま、いっか☆

「私もです。」

「そうだ...」

そう言って拓夢サンはかばんの中を探り始めた。

「よかったら、これ。」

拓夢サンが差し出したの可愛いクリスマスツリーのキーホルダーだった。

「おれとおそろいだけど、受け取ってほしい。」

「もちろんです。」

私は受け取った。
< 4 / 11 >

この作品をシェア

pagetop