キャンディ

「それ、そのままの意味で受け取っていいわけ?」



どういうことだろうと思いつつも、あたしは言葉を繰り返した。






「あたし…慶ちゃんが、好き……だよ?」






言い終わるか終わらないかの時に、すでに慶にぃの顔がすぐ目の前にあった。




そして、そのまま唇が重なる。














「俺も」





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