キャンディ

「ブラコン??」

「お兄ちゃん大好きだねって言ってんの」

「え、違うもん!」


「っつか、これから一緒に暮らすんだから一緒に過ごす時間は多くなるし」

「…うん」


「今までみたいに貴の部屋で、また三人でいればいいんじゃん?」

「いいの?」


一緒に暮らすようになれば、わざわざ貴にぃの部屋に三人で集まるようなことはしないと思った。



環境が変わると、関係も変わっちゃうような気がしてた。








「当たり前」





慶ちゃんがあたしのおでこをこついた。







慶ちゃん…






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