キャンディ
「だって…違う誰かを好きにならなきゃ、忘れられないんだもん!」
慶にぃへの想い、
忘れたくないのに、忘れなきゃいけないから
時間だけじゃ、忘れられないから
「しょーがないじゃん……好きなんだから…」
それだけ言うと、あたしは自分の家に帰ってきてしまった。
あたし、ばかだ。
自分から紹介して欲しいって言っといて…
絶対、変な人だと思われた…。
ベッドにダイブしてると、美月から電話がかかってきた。