キャンディ
―――そして、美月らと合流。
行き場所はカラオケボックスらしい。
最近カラオケ行く機会多いなぁ…
そんなことを思いながらカラオケボックスへ向かうと、男子陣はすでに待っていた。
「遅れちゃってすいませーん!」
「大丈夫だよっ」
相手の人たちは、一見ちょっと軽そう。
でも喋ってると普通に良さそうな人だった。
「真衣ちゃん、背小っさいねー。何センチ?」
和弥くんが話しかけてきた。
最初に偶然、隣に座った人。
「150…です」