キャンディ
背が小さいって言われるのは、あんま嬉しくない。
「まじで?俺173だから、23センチ差じゃんっ」
ってことは、慶にぃより低い。
慶にぃはたしか176センチだから、あたしとは26センチも差がある。
…て、また慶にぃと比べちゃってる…。
「なんか可愛いね」
「ありがとうございます」
お世辞なことくらい、あたしにもわかる。
「お世辞じゃないよ?」
「えっ」
一瞬びっくりして、思わず和弥くんを見た。
まるで頭の中を見られたような感じ。
「二人で抜けない?」
和弥くんがあたしの耳元で呟いた。
「あ…」
返事する前に腕を引かれて、その場を後にするあたし達。
展開、早いよっ…。
「まじで?俺173だから、23センチ差じゃんっ」
ってことは、慶にぃより低い。
慶にぃはたしか176センチだから、あたしとは26センチも差がある。
…て、また慶にぃと比べちゃってる…。
「なんか可愛いね」
「ありがとうございます」
お世辞なことくらい、あたしにもわかる。
「お世辞じゃないよ?」
「えっ」
一瞬びっくりして、思わず和弥くんを見た。
まるで頭の中を見られたような感じ。
「二人で抜けない?」
和弥くんがあたしの耳元で呟いた。
「あ…」
返事する前に腕を引かれて、その場を後にするあたし達。
展開、早いよっ…。