執事様とお嬢様
――1年前――



俺と美姫が離れて1年が経とうとしていた。

その頃には美姫との気持ちに整理が付いてきた頃だった…

俺は、そのときまだ執事の教育を受けていた頃でどこのお嬢様にもついていなかった。




そんな時…







がちゃ。


「ただいまー。」

「おかえり慶。学校はどうやった?」

「いつもどうりや。」

「そうだ!今から、おばあちゃんの病院に行ってくれない?」

「今から~??」

「そうなんよー。おばあちゃんったら慶介に会いたい、慶介に会いたいって言ってきかないのよ~」

「…わかった。」

「顔見て、ちょっとしゃべって帰ってくればいいからー。」

「わかった。ったく、、、しゃーないなー…」












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