執事様とお嬢様
累さいど




俺は美姫に帰ろうと言ったとき約束があるから先に帰ってくれと言われた。



その約束の相手が西園寺なのを俺は知っていた。


だから、ムカついて本当に帰ろうと思った。








…でも…なぜか…嫌な予感がした……





俺は一度出た学校を急いで引き返し教室へ行った。







案の定。


美姫は壁に押し付けられ、キスされそうなっていた。



(アイツ…!)



俺は思わず西園寺を蹴り飛ばしていた。





…やばいことしたかな…






ま、いっか。







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