執事様とお嬢様



「でも実際は違ったんだ………2週間前ぐらいに仕事中に俺は秘書にある書類をホテルから持ってきてほしい。と頼んだ。そこで秘書はすぐにホテルに向かった。




秘書はホテルに行って三十分くらいで戻ってきた。俺は秘書から書類を受け取り仕事を始めようと思った。……だが、秘書の様子がいつもとは何かがおかしかった…挙動不審というか…だから俺はどうかしたのか。と聞いた。すると秘書は




『私がこんなことを言うのはあつかましいのですが、社長…一度奥様を連れて日本にお戻りになられたほうがよろしいのではないかと思います……』




そういった…俺はなぜ秘書がいきなりこんなことを言い出すのかがわからなかったために




『馬鹿を言え。今は大事なときだぞ。こんなときに日本に戻って休んでいろというのか?』




俺がそういうと秘書はまだ何か言いたげだったが、




『…失礼しました…』




とだけ言って部屋から出て行った。」




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