執事様とお嬢様
「でも…今更だけど……これは…やっぱり運命だったのかなって思うの……。」
うん…。運命。
「…それに…あいつとあたしがほんとに運命共同体だったら……いつか、二人で幸せになれる日が来るでしょ?」
そう……だからそれまで………
「あたし………待つの………もしかしたら来るかもしれない…運命の日まで………」
だから…それまで……
「…都合のいい風にしか聞こえないかもしれないけど………その日が来るまで…愁斗が守ってよね?」