執事様とお嬢様
美姫さいど





え…あたしに会わせたい人…?


名前が、ケイスケ…?




まさか。。。






「こんにちわ。…つーか、ひさしぶり。
美姫。」

「け、慶介…?」

「そうだよ。あんときは、ほんとにごめんなさい。」

「んーん。謝んないで。慶介、手紙のときから謝ってばっかじゃん。」


嘘でしょ…?あたしの目の前に慶介がいる。。。


今は、眼鏡もかけて髪も少し伸びた。

けど、笑った顔は全然変わってない。むしろ、凄くかっこよくなった。




「…美姫…」

「ん?なに。。。」

「覚えてる?あのときの約束。」

「覚えてるよ。」

「ごめん。その約束はたせなくなっちゃった。。」

「いーよ。ここにいるってことは仕えてるお嬢様がいるんでしょ?」

「ぅん。」

「大丈夫。あたしも累がいるから。」

「そっか…これからも、こうやって友達として話してくれる…?」

「当たり前!でしょ?」

「「…あははっ」」







< 69 / 408 >

この作品をシェア

pagetop