執事様とお嬢様
「「たっだいまー」」


あたしたちは会計を済ませ家に帰ってきたところ。



「っていうか、もう6時じゃん!」

「別にいーんじゃねー?」

「ごめん!すぐ、作るから!!」

「手伝おうか?」

「え!?」

「なにその、驚きかた。俺も、料理できるんですけど。」


累が、少しムスっとした感じに言った。


「いや…料理できるのはわかってるけど…
累が手伝うっていうきゃらじゃないかなーって…」

「なんだそれ。それに、手伝うのは今日つき合ってくれたお礼。」

「それって、どっちかっていうとあたしが感謝しなきゃいけないことかと…」

「なんで?」

「だって、クレープおごってもらったし、スーパーでもさんざん荷物持たせたし…」

「…それは、それだ。」

「まぁ、手伝ってくれるならなんでもいいや!ってか、まず2人とも着替えてくるか!」

「だな。」








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