執事様とお嬢様
―次の日♪―
「ごきげんよう。美姫さん。」
「ごきげんよう。亜樹さん。少し、お話があるんですの。お時間よろしいですか?」
「ええ。大丈夫ですよ。」
がちゃ。
ここは、いつもの屋上で…
「でー?どうしたんー?」
「…亜樹ー…知ってると思うけどあたし、累が好きじゃんー?」
「え!?そうなん!?」
「…え、知らなかった…?」
「だって、聞いてないやん!」
「あ!そっか…ごめん。ごめん。」
「まー、いいわ。それで?どうしたん?」
「告っちゃだめかなー?」
「!?ま、また、いきなりやなー…」
「じゃぁ、聞くけどさ、亜樹は告んないの?」
「!?だ、誰にや!」
「? 誰って、慶介に。」
「な、なんで知ってるん!?!?」
「なんでって…亜樹、こないだあたしに慶介とのなかを気にしてたじゃん。」
「そ、それだけで!?」
「当たり前じゃん。わかってないの慶介だけだとおもうよ。」
「!!!じゃあ、累君もか?」
「うん。」
「!?!?!?!?」