三つ葉のclover
三つ葉のclover


第3章
夢の続き


story1
夢の前兆



…夢を見た…

cloverが生い茂る、見渡しの良い草原…私は琳ちゃんと玲ちゃんの隣にいた…いつもなら幸せなハズなのに…私は後ろめたいような顔してる…琳ちゃんは私の手を握って…顔は見えなかったけど…女の子と泣きながらkissしてた…玲ちゃんも私の手を握って…眠ってた…

私はそんな2人とcloverを見て…天を仰いでこう言ったの…

「どうか…三つ葉が欠けることがありませんように…」


ピーンポーン ピーンポーン

「妃奈ー!琳ちゃんよー!」

お母さんが、待ってました!とでも言うかのように声を張り上げる…まぁ、娘の初彼があの琳ちゃんだから興奮するのも不思議じゃないか…

「はーい!!行って来まーす!!!」

ガチャ

「お早う。妃奈。」

「お早う!」

彼カノになってちょっと恥ずかしいけど、いつも通りに挨拶をする

「妃奈…手ぇ繋がないか?」

「はひっ!?」

いきなりですかっ!?

「ホラッ」

ひやっ

琳ちゃんの冷たい手が一本一本の指筋をなぞる…それと同時に私の顔が熱く…紅く染まってく…

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